サイズ表記について
今日は、ずっと記載出来ずにいたサイズ表記について書いてみます。いろいろ考えましたが、一旦、これをアップします。
サイズ表記については、海外の表記や国内での表記などたくさんあります。
洋服には、ピタッとユルミのないシルエットやドレープや専門用語でいう”抱き分”とかいう、ややこしい文言のユルミ分のようなものがあり、抱き分があるものは、パターンの長さだけで測ると”抱き分”も一緒に計測することになるので本来入るはずがないサイズも”抱き分”を食い込むかたちで入ってしまいます。しかし、それは本来のデザインを無視した姿になります。
今回考えたのは、パターン作成等に一般的に使われるボディを使って写真を撮って、それで判断してもらおうと思いました。
使用したボディは㈱アミコファッションズ・大野順之助という有名な先生が監修したボディで、良く使われているキイヤよりも個人的には綺麗なボディだと思うものです。使用ボディはミス10号というボディです。
40年くらい前のボディで、かなり汚れています。一時、このボディは在庫がなくなり販売されていなかった時期があり、数年前くらいに、ようやくバージョンを変えて再発売されました。ですので数年前はとても貴重なボディでした。
これまでアップした、S と M サイズ と記載したものは、この画像で判断してもらおうと思います。
㈱アミコファッションズで記載されているサイズ表はユルミ入りなので、今回はあくまでボディを自分で測った実寸を表示いたしますので、それと着用している画像をみていただき、ご判断いただければと思います。
写真のボディサイズ
背肩幅 37.5c 背丈 39c バスト 87.5c ウエスト 65c ヒップ 93c になります。
このボディサイズを基準にして、ご自分のバストサイズを計測していただき、このボディとご自分の計測サイズが同じか、または小さいか、大きいかを確認していただき判断をお願いいたします。
ボディに着せた画像は各商品コーナーの複数ある画像の最後の方に追加アップいたしますので、ご覧ください。
ひとつ注意が必要ですので、最後に記載しますが、ボディには袖がなく、袖がだらっと下がっていて、どうしても無表情になってしまいます。この画像は、あくまでボディ本体に対してのコートがどう見えるか?だけを判断してもらうためのものですので、デザイン的な判断は先にアップしてあるトルソーの画像で、ご確認ください。よろしくお願いいたします。
今後また、これに変わるサイズ表記がありましたら、アップしてまいります。 長澤祐一